18Cr-12Ni-2.5Moの組成を持つ材料で、SUS304にモリブデンを加えることで、海水や各種媒質への耐食性を向上させたステンレス鋼材です。耐孔食材料として使われます。海水ポンプ、配管部材、船舶部品、バルブなどに用いられます。
ミガキ鋼とは、ダイス(金型)を通し冷間で引き抜き加工する鋼材のことで、引抜加工した寸法精度の高い高級精密な棒鋼二次製品であります。
引抜とは、金型(ダイス)に通し、引抜いて作られます。表面には光沢があります。精度はピーリング材よりも良いのが特徴です。
ピーリングとは「皮をむく」、という意味です。
熱処理後の棒鋼の表面の黒皮を、りんごの皮をむくように切削した光沢のある表面仕上げである。
SUS316は、主に食品産業および外科用機器等によく使用されます。
ステンレス鋼の中でも2番目に広く使用されている鋼種であり、特別な耐食性を得るためにモリブデンを添加しています。
304よりも耐塩化物性に優れているため、「船用鋼」としても使用されています。 SUS316は、核燃料回収装置等にもよく使用されます。