C5441 - 快削リン青銅
リン青銅は、銅に錫と少量のリンを加えた合金です。錫や鉛の量により特性・用途が変わってきます。
C5441は銅に錫を3%~4.5%、鉛を3.5%~4.5%(4%未満)、亜鉛を1.5%~4.5%添加した合金で、機械強度・ばね性・切削性・耐疲労性・耐摩耗性に優れた素材です。
C5441はリン青銅の中で特に切削性の良い材料で、快削真鍮に近い被削性を有する事から、 幅広い加工を行うことが出来る材料です。
比較するとC5341とC5441では機械的性質はほぼ同等で被削性はC5441が上回ります。導電性も優れる為、電気部品やコネクタピン、接点、精密切削加工物などに好まれて使用される傾向があります。
鉛、亜鉛を含む事から他のリン青銅よりも耐腐食性、耐塩性に劣り、特に酸、有機ガス、海上構造物では使用時にメッキするなど一定の注意が必要です。
近年は欧州の鉛規制の観点からRoHS指令(ローズ指令)の対応内(4%未満)でミルシートが出せるFX400の規格もございます。ご希望の場合はお問合せくださいませ。
調質はH材を在庫しております。
C1720 - ベリリウム銅 - 1/4H 25合金
※こちら薄板定尺板には、多少の傷や折れがございます。ノークレーム品となりますのでご了承ください。
C1720は25合金とも呼ばれ、銅合金の中でも特に優れた強度・導電性・耐食性を有し、時効硬化処理前は展延性に富み加工が容易で、時効硬化処理後は引張強度、耐疲労性、導電性が増加します。
熱処理を施すことで銅合金としては最高峰の機械的強度と耐疲労性、優れた耐食性を有する素材です。
用途は電気電子部品が多いですが、耐熱・耐食性を求めるような用途や、ベリリウム銅は高強度、高耐熱性を有しているので溶接用電極やシーラー線等でも使用されています。
また非磁性、ノンスパーク等の特徴から磁性エリアや防爆工具としても好んで使用されます。
ベリリウム銅の中でも特にC1720(25合金)は強度に優れたベリリウム銅となります。
調質は1/2H材も用意ございます。商品コード(202630)
C5441 - 快削リン青銅
リン青銅は、銅に錫と少量のリンを加えた合金です。錫や鉛の量により特性・用途が変わってきます。
C5441は銅に錫を3%~4.5%、鉛を3.5%~4.5%(4%未満)、亜鉛を1.5%~4.5%添加した合金で、機械強度・ばね性・切削性・耐疲労性・耐摩耗性に優れた素材です。
C5441はリン青銅の中で特に切削性の良い材料で、快削真鍮に近い被削性を有する事から、 幅広い加工を行うことが出来る材料です。
比較するとC5341とC5441では機械的性質はほぼ同等で被削性はC5441が上回ります。導電性も優れる為、電気部品やコネクタピン、接点、精密切削加工物などに好まれて使用される傾向があります。
鉛、亜鉛を含む事から他のリン青銅よりも耐腐食性、耐塩性に劣り、特に酸、有機ガス、海上構造物では使用時にメッキするなど一定の注意が必要です。
近年は欧州の鉛規制の観点からRoHS指令(ローズ指令)の対応内(4%未満)でミルシートが出せるFX400の規格もございます。ご希望の場合はお問合せくださいませ。
調質はH材を在庫しております。
