純チタン2種 - 板材
純チタン2種 板材
※カット依頼ですが、φ2~ニッパー切、φ10~高速カッターでの対応となるため、長さにバラつきがあり、切断面のつぶれ、バリ等がでますので、ご了承くださいませ。
チタンは非鉄金属の中で、実用化されたのは比較的新しい素材で、近年急速に利用が広がっている材料の一つです。 チタンを特色付ける最大の利点は、なんと言っても軽くて強い、つまり「比強度の高さ」にあります。 比強度とは、密度辺りの引張強さを示す指標で、値が大きければ大きいほど軽いわりに強度が高いということになります。 非鉄金属の中ではトップクラスといえます。
◎ 物理特性:
1. 軽い(鋼の約60%)比重 4.51 (純チタン)
2. 融点が高い(mp約1668℃)
3. 熱膨張係数が小さい(ステンレスの約50%)
4. 熱伝導率が小さい(ステンレスなみ)
5. 電気抵抗が大きい(電気伝導度は銅の3%)
6. ヤング率が小さい(鋼の約50%)ヤング率(kgf/mm2)10,800 (純チタン)
◎ 耐食性:
チタンの耐食性は表層の不働体皮膜により保たれていると言えます。
この皮膜は安定で、かつ、皮膜が破れた時にも酸化雰囲気中では瞬時に修復されるため無機酸、塩化物、無機化合物、ガス、アルカリ等に対しても優れた耐食性を示します。
しかしながら、万能ではなく弱い薬剤等も有りますので、使用条件を吟味し、使用可否判断をする必要があります。
純チタンと言われるものにはJIS1種、JIS2種、JIS3種、JIS4種などがありますが、材料の特性としては1種がもっともやわらかく、2種、よりは3種とだんだん硬くなります。またチタンの純度は1種が最も高く2種、3種、4種とだんだん低くなっていきます。また航空機などに使われることが多いJIS60種(64合金)は非常に高強力ですが、難削材であり、加工が難しく、歩留まりが悪くなりがちである、などの問題点があります。
この加工性の問題に着目して開発されたのがβ系の15-3-3-3合金などであり、64合金とほぼ同等の強度を持ちながら、冷間での加工性は64合金より優れているのが特徴です。
◎ チタン硬度:
よくチタンの硬度に関するお問い合わせをいただきますが、チタンは比強度などには優れていますが、それほど硬い金属ではありません。
炭化チタン(TiC) - 純度≧99.50% 板材
炭化チタンはたくさんの独特な性能を有しています。
結晶構造から炭化チタンは、高硬度、高融点、耐摩耗及び導電性等の特徴をもっています。
純度:≧99.50%
密度:4.48g/㎝⊃3;
相対密度:90%
イーメタルズで取り扱っている炭化チタンは、
現在ターゲット材としてお客様向けに提供しています。
その他の用途でもご利用可能ですので、ご検討してみてはいかがでしょうか。
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純チタン2種(シャーリング切断) 板材 (厚 0.8~8mm)
純チタン2種(鋸切断) 板材 (厚 10~40mm)
